【遠い?近い?】
【遠い?近い?】
よく、お部屋探しのお客さまにご希望の条件を伺っている際に、「駅から遠くても構いませんので」、もしくは、「駅に近いところで探しています」
と伺うことがございます。

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実はこのお客さまの「遠い」「近い」の感覚を読み取る際には、私ども不動産業者は少々慎重になることがございます。
と言いますのも、遠さ・近さの感覚は必ずしも誰でもが同じな訳でもなく、実際に有った例でも、「遠くても構わない」と仰っていたお客さまに許容範囲を伺ったところ、
「徒歩10分くらいまでなら」と仰る方もいれば、「徒歩20分でも構わない」と仰る方もいらっしゃいました。
ちなみに前者の方はそれまでは徒歩3分ほどの所にお住まいで、後者の方は地方から出てこられた方で、それまでのお住まいは徒歩25分ほどだったとのこと。
ということは、前者の方にとって駅から遠い徒歩10分の物件が、後者の方にとっては駅に近い物件ともなり得るわけでございます汗)。
また、駅から物件までの道のりによっても、不思議なことに体感的な遠近の感覚が変わることもあり(例えば道幅の広い一本道or細々として右左折が多い道など)、お客様それぞれの感覚までを読み取るのはなかなか苦心いたします。
ですので、出来ましたらご自身が遠く(または近く)感じられる距離が大体徒歩何分くらいなのかを掴んでおいて頂きまして、その分数でお伝え頂けましたらイメージがよりスムーズに伝わるかと思います。
もちろん、物件候補が絞り込まれてきた上では、紙面上の数字だけでのご判断ではなく、実際に歩いてみてからご判断されますことを、ハトお勧めポー♪でございます。