【敷金精算はいつ頃?】
【敷金精算はいつ頃?】

賃貸物件をお借り頂く際、ほとんどの物件では敷金をお預け入れ頂くこととなるかと思います。
この敷金は、原則として賃貸借契約を解約された時に返還されることとなりますが、契約に基づきお支払い頂く必要のある費用があれば、その分を差し引いた残金が返還されることとなります。
その差し引かれる費用とは、賃料等の滞納分や原状回復費などがございます。
原状回復費のご説明はまた長くなってしまうので別の機会にお話させて頂くとして、本日はそれらを差し引いた後の敷金の残金がいつ頃精算されるのかというお話です。
結論から言いますと、概ね退去から1ヶ月前後が標準的ではないかと思います。
とても綺麗にお使い頂いたお部屋ではそれより早めに精算が可能なケースもございますが、何かしらの修繕が必要な場合は、修繕業者のお見積り・実際の工事完了→工事代の請求→精算金額の計算&大家さんのご確認→精算書の作成・発送という手順を踏むため、やはり1ヶ月前後の時間が必要となります。
特に、修繕業者さんがお休みに入る年末年始やお盆を挟んだり、修繕の集中する2〜3月の時期は更に時間が掛かってしまうため、心苦しくも精算までもう少々お時間を頂くこともございます。
できるだけ早く精算をして差し上げたいのは山々ではございますが、万一清算完了後に金額の誤りが生じてしまってはかえってご迷惑をお掛けすることにもなりかねませんので、どうかその点をご理解頂けましたらハト幸いポー、でございます。