【NEWS・1】「賃貸住宅標準契約書」の改定
 平成32年(2020年)4月1日施行の民法改正の内容が反映された改正となっています。
契約期間中の修繕、一部滅失等による賃料の減額等や、原状回復のルールも明記されています。
また、個人根保証契約における極度額の設定が要件化されたことを踏まえ、賃貸住宅標準契約書に、従来のものを踏襲した「連帯保証人型(極度額の記載欄あり)」と、新たに「家賃債務保証業者型(同なし)」を作成しています。
さらに、極度額の設定については参考資料として、家賃債務保証業者の損害額や明け渡し期間等をまとめた資料が出されています。
なお、この賃貸住宅標準契約書はこれから直ぐに採用しなくてはならないということではなく、全宅連でも平成32年の民法施行までに順次、契約書類の見直しを行っていく予定です。
また、民法改正については法務省から運用のガイドラインも出る予定でもあり、あくまで今後の参考としてご覧いただくと宜しいかと思います。

<国交省のHP>
http://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/jutakukentiku_house_tk3_000023.html
<賃貸標準契約書(家賃債務保証業者型)>
https://www.zentaku.or.jp/wp-content/uploads/2018/04/h30_3_30_106_b1.pdf
<賃貸標準契約書(連帯保証人型)>
https://www.zentaku.or.jp/wp-content/uploads/2018/04/h30_3_30_106_b2.pdf
<極度額に関する参考資料>
https://www.zentaku.or.jp/wp-content/uploads/2018/04/h30_3_30_106_b3.pdf


【NEWS・2】「サブリース住宅原賃貸借標準契約書」の改定
サブリースについては、賃料減額をめぐるトラブルが発生していることから、賃料の改定時期等の明確化、サブリース業者から契約を解除できない期間の設定、転貸の条件項目への民泊の可否等の項目などが追加されています。
<サブリース住宅原賃貸借標準契約書の改訂等について>
https://www.zentaku.or.jp/wp-content/uploads/2018/04/20180404165446563.pdf
<サブリース住宅原賃貸借標準契約書>
https://www.zentaku.or.jp/wp-content/uploads/2018/04/h30_3_30_105_b1.pdf

また、国交省は消費者庁と連携し、サブリース契約に関するトラブルの相談窓口を設けました。
<サブリース契約に関する注意喚起>
https://www.zentaku.or.jp/wp-content/uploads/2018/04/tyuuikannki.pdf


【NEWS・3】「賃貸住宅標準管理委託契約書」の策定
平成6年に作成されて以来、改正が行われなかった「賃貸住宅標準管理委託契約書」が新たに策定されました。
今まで大家さんとは特段の管理委託契約を結んでおられなかった場合は、これを機に改めて大家さんと管理契約を結ばれることをお勧めします。
<「賃貸住宅標準管理委託契約書」の策定について>
https://www.zentaku.or.jp/wp-content/uploads/2018/04/20180404165418019.pdf
・賃貸住宅標準管理委託契約書
https://www.zentaku.or.jp/wp-content/uploads/2018/04/h30_3_30_103_b1.pdf