売主側の不動産会社がレインズなどに登録した売り情報をもとに買主を探してくるのが”客付け業者”と呼ばれる不動産会社です。同じ物件を何社でも扱っているのを見ているはずです。

つまり”客付け業者”がチラシ等でその物件を購入するお客様を探し、売主側の業者に購入の申し込みを入れるのです。

購入申し込みをもらった売主側の不動産会社はその申し込み書をもとに売主さんに価格や条件面での交渉をします。

つまり価格交渉や条件面での交渉は自分が申し込みを入れた不動産会社が直接するわけではないのです。

よっぽど親しく売主業者と付き合っているなら別ですが、買主側の不動産会社は買主の希望条件を聞き、それを売主側の不動産会社に伝えるだけ、直接売主に会って価格交渉や条件面での交渉はできないのです。

ですから売主側の不動産業者が交渉力がなかったり、担当者がいい加減だったりするとまとまりません。

買主側業者でできる価格交渉というのは売主の状況を判断してこれくらいの価格なら売主が折れてくるだろうという微妙な価格を提示すること、そして売主および売主側の業者が交渉しやすいス
トーリや交渉の流れを作ることです。これが実際難しいのです。

売主業者に直接頼めば交渉がスムーズにいくのでは?とお考えになる方も多いのですが、それで楽をするのは不動産業者だけ。

何故ならそれは、裁判で弁護士が加害者と被害者双方の弁護をするようなものだからです。

売主は少しでも高く売りたい、買主は少しでも安く、という相反する要求を持っているわけですから双方を代理する業者が同じではそれぞれが納得できる答えは本来、出ないです。

実際、アメリカでは双方代理は認められていません。

つまり価格交渉は不動産情報を提供してもらった業者および案内をしてもらった業者がするものではなく、あくまで売主から売却依頼を受けている業者ができるのです。

ある意味、交渉の行方は売主業者の交渉力次第ということです。

価格交渉が決別だと買主業者を責めるお客様は間違いです。
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